2010年1月10日日曜日

本読みウッカリデス

今日もダメ人間生活送ってたので、帰省から読んだ本のことでも


・ウルトラマンメビウス~アンデレスホリゾント/朱川湊人
直木賞作家・朱川湊人の描くもう一つのウルトラマンメビウス。
GUYS研修生であるハルザキカナタ(外伝にも同名の人物が出てくるが別人)の目を通して語られる、メビウスの外伝。
過去の出来事からウルトラマンを含めた宇宙人排斥派でもある彼の目を通して語られるウルトラマンメビウス=ミライの姿。
著者自身が脚本を書いた第32話「怪獣使いの遺産」、第39話「無敵のママ」、第40話「ひとりの楽園」を元に再構成。
(特に第32話にいたっては結末すら完全な別物となっている)
カナタが軟化するのがややあっさり気味のような気もするが、それでも自分たちが思う『ウルトラマンは何故人類を守ってくれるのか』を描いたのは素晴らしい。
最終的には『なんでコイツ本編に出てないんだ?』と思わせるほどに入り込んでしまった。
さらにラビットパンダや各種オリジナルのメテオールなど、各所に散りばめられた小ねたに代表される、ウルトラシリーズへの愛がこの本を読んで爽快にさせる。
ユニコーンガンダムといい、こういう本では愛が溢れる作品はファンが読むと非常に楽しいものだ。
うむ、意外な掘り出し物であった……値段がやや高めなのだがメビウスファンは是非手にとって欲しい。

・バカとテストと召喚獣 第7巻/井上賢二
いやぁ、実に自己主張の強い表紙ですね(胸部的な意味で)。
と、いうわけで今回は姫路さん回。
だんだんダメになっていく姫路さんがたまりません。
相変わらず軽快なやり取りはまさに『ライトノベル』。
頭を使わずに読めるのが最高ですな!

・デュラララ!! 7/成田良悟
いやー、幼女と金髪にモテモテですね静雄さん(殺伐的意味で)
幼女にまったく興味はないはずなのに、スタンガンを構えた見開きのちゃんがかわいい。
いやー、危険なお兄さんと幼女の組み合わせっていいよね。
そして首なし純情乙女ってニッチすぎるでしょう?w

……アニメを見逃したけど、そんなことはどうでもいいんだ!


・ロボットとは何か~人の心を映す鏡/石黒浩
ボマー氏のオススメの新書ということで。
……まさかロボットの研究から哲学的な流れになるとは思わんかった。
しかしよく考えればそれも当然のことかもしれない。
人間型ロボットを作る、心を持ったロボットを作るということは『人間とは何か?』、『心とは何か?』を定義しなければ作れないのだから。
我々に心はあるのだろうか?
確かに他人の心の存在を知ることはできない。
自分の心さえあるとはどうあがいても証明できないかもしれない。
だがだからこそ他人の心を推し量り、気をつけて生きていかねばならぬのだ、と考えさせられる。
……何か主題からずれたが、気にしたら負ける。

・キルプレイコミュニケーション/tu4
帰り主に読んでたのがこれ、上記四つとは違い、tu4氏のオリジナルである。
実家で印刷してシパシパ読んでたよ。
うーん、構成・文章力共にハイレベル。
ヒロインが世間一般的な意味で純粋なのは独りもいません。
モブなんて息をするように死んでいきます。
……さすが初対面で『ヤンデレ好きのtu4です』といっちゃうような人だけはあるぜ。
あまり読まないタイプの話だったけど、さくさく読めたのはさすがtu4氏。
次の作品も期待して待つお!

……あんまり読んでないなぁ。

PS
fate 劇場版PV第2弾
テンション上がってきたぁぁぁぁぁぁぁぁ!!

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